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La PAUME

2011年11月号

2011.11.04  執筆者:織部幸治

BH台上DrRv(バックハンド台上ドライブレシーブ)と3球目攻撃

 今回は最近の卓球の戦術技術についての私見を書かせていただきました。

近年BH台上DrRvが注目されています。

特に今年の5月中国の張継科が世界選手権ロッテルダム大会に優勝してからは、卓球専門誌はこぞってこのBH台上DrRvを時代の技として特集しています。

しかし、このBH台上DrRvの技自体は特に新しいわけではなく、75年の世界チャンピオン、ハンガリーのヨンニャなどがすでに使っていましたしその後もクランパ、90年代のパーソン、2000年以後はボル、コルベルなどの選手が得意技として「愛用」しています。

ただこれまでは、ある一握りの選手のトレードマーク的な技であったBH台上DrRvを

2010年頃以降はペン片面打法の選手を除くほとんどの選手達が、ちょうどすべての選手が使うツッツキのように普通にこのBH台上DrRvを採用するようになってきています。男子のトップ選手にとっては、もはやBH台上DrRvは「特別な技」ではなくなっています。もちろん日本でも水谷、岸川、丹羽、張といった選手達を始め多くの選手がこの技をマスターしています。

その結果3球目攻撃が変わってきています。ツッツキがレシーブの主役であった時には、3球目攻撃と言えばスマッシュであり、あるいは強烈なドライブでありました。その主役はフォアハンドでした。

しかし現在の3球目攻撃の主役は、すでに大きな力とスピードを含んでいるDrRvの威力を利用し、前腕を中心にしてコンパクトに打つBHDrに移ってきています。

私たちが選手時代にやっていた様な、出来るだけフォアで3球目を攻めるというやり方は、もはや通用しない時代です。考え方も「3球目で決める」から「3球目で互角以上を狙う」というものに変わっています。同時に戦術を含んだ総合的なラリー力が要求されています。

女子の場合はまだツッツキ系のレシーブが多く採用されている様です。これは下回転のボールに対しての打球に男子ほどの威力がないためだと思われます。DrRvは女子の場合変化として使うという戦術が主流です。またドライブというよりはフリック(払う)という感じです。

しかし日本女子の世界での競争力を上げるためには、ラリーの研究と向上が不可欠ですので、今後積極的にBH台上DrRvを採用する選手を育成することが重要ではないかと思っています。

「3球目攻撃」はテニスやバトミントンの試合では聞いたことがありません。たぶん卓球独自の言いかたではないかと思います。卓球競技において「3球目攻撃」が深く研究されてきた証であると思います。

※  「卓球まるごと用語辞典」藤井基男・著(卓球王国)によれば、『サービスをラリーの1球目、レシーブを2球目、サーバーの第2打を「3球目」という。3球目で攻撃することを「3球目攻撃」という。』と書かれています。


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