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La PAUME

2018年2月号

2018.02.06  執筆者:織部幸治

1950年代に日本は世界の舞台に登場しました。オールフォアでも動ける信じられないような俊敏なフットワークと、腕をいっぱいに伸ばして打つ全力スマッシュ。日本の卓球に世界はさぞ驚いたことでしょう。

1960年代には、中国が丸形ペンホルダーラケットに表ソフトラバーを張り、巧妙なサーブと両ハンドによる速攻、いわゆる中国式前陣速攻というテンポの速い独自の卓球を披露しました。藤井基男さんは、その著書「卓球・知識の泉」(卓球王国)のなかで次のように表現されています。

「初めて中国速攻トリオ―荘則棟、李冨栄、徐寅生-のプレーを見たのは、団体世界1になった翌年。1962年のこと。この年にスタートした日中対抗においてであった。名古屋・東京・大阪・横浜などで観戦したときの驚き・感動が忘れられない。」

1970年代には日本式の卓球と訓練の精神を荻村伊智朗さんから学んだスウェーデンのヨハンソン、ベンクソンらが、それまでのスウェーデンの卓球と日本の卓球を見事に融合させ世界のトップに返り咲きました。1970年代後半にはやはり日本からドライブを学んだハンガリーが世界で活躍しました。

中国は1970年代後半から1980年代にかけ、同色異質ラバーを使ったサーブ・レシーブと裏ソフトのドライブを取り入れ世界の王座を取り戻しました。新しいタイプの中国式前陣速攻です。郭躍華、蔡振華などです。

ボディーハイドOK、スタンピング(足で床をたたき、打球音を消す)OK、という今ではしんじられないような時代でした。これらは1983年に禁止となりました。

1980年後半から1990年代後半まで、はワルドナー時代と言ってもいいぐらいです。

日本・ヨーロッパに中国の卓球を融合したJ.Oワルドナーが洗練されたオールラウンドで人々を魅了しました。

2000年頃からはワルドナーに学んだ孔令輝や王励勤ら中国選手がワルドナーの卓球をさらに進化させ世界の頂点に立ちました。同じころで世界を驚かせました。劉国梁、馬琳、そして王浩などが、ペン裏面打法という新しいペンホルダーの可能性を表現し世界一となりました。

2010年代は「チキータ」時代です。台上バックハンドドライブレシーブいわゆる「チキータ」が卓球というスポーツを一気にスピード化させました。

卓球は、およそ10年間隔ぐらいで、戦い方がはっきり変わってきています。

さて2020年に近くなってきた平成29年度全日本選手権大会において張本智和・伊藤美誠という見事なカウンタースマッシュを放つ二人の新チャンピオンが誕生しました。

長く続いたドライブ至上主義の次に来るのは、カウンタースマッシュの時代ではないかと思います。また日本の時代が巡ってきたように思います。

若い選手たちには努力なしにできる「チョレイ!」ではなく、厳しい訓練からのみ獲得できる「カウンタースマッシュ」を見習ってほしいと思います。

ITS三鷹 代表 織部幸治


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