ラポームはITS三鷹卓球クラブ会員の皆様に毎月郵送しているITSの月報です。

執筆者[織部幸治]一覧

「全農cup東京大会 伊藤美誠対平野美宇」ラポーム 2023年8月号 -東京の卓球スクール-

全農cup東京大会 伊藤美誠対平野美宇7月23日(日)全農cup東京大会、女子シングルス準決勝の伊藤美誠対平野美宇戦は色々な意味で本当に素晴らしいゲームでした。
まずハイレベルという意味では、中国のトップレベルに匹敵するゲームが日本国内で行われた1970年代以降では数少ないゲームではないか、と思いました。
2024年パリオリンピック代表選考レースを続けている二人の試合は、1ポイント、1ポイン[...]

「2023Tリーグ個人戦」ラポーム 2023年7月号 -東京の卓球スクール-

2023Tリーグ個人戦5月に南アフリカ共和国で行われた世界卓球選手権ダーバン大会から約3週間後の6月17日、18日にTリーグの個人戦が、今年4月に完成したという東洋大学赤羽台キャンパス内の新体育館で行われ、男子は張本智和選手、女子は平野美宇選手が見事なプレーで優勝しました。
Tリーグによりレベルの高い試合数が増したため、それに参戦している選手たちの選手生活がさらに苛酷なものになっているようですが、そ[...]

「2023世界卓球選手権南アフリカ大会」ラポーム 2023年6月号 -東京の卓球スクール-

2023世界卓球選手権南アフリカ大会5月20日から28日まで、アフリカ大陸で2度目の開催となる2023世界卓球選手権大会が南アフリカ(ダーバン)で行われました。
中国が全種目金メダルを獲得し、あらためて中国卓球の実力を示した結果となりました。
1959年に容国団が男子シングルスで中国初の金メダルを獲得し、その後に参加した41回のすべての世界選手権大会において、中国卓球は何らかの種目にお[...]

「ITTF卓球の日」ラポーム 2023年5月号 -東京の卓球スクール-

ITTF卓球の日スポーツは国境、人種、宗教、政治の壁を越え、人と人が対等に向き合うことができる人類共通のコミュニケーションツールであるという信念のもと、2013年8月に国連総会は1896年第一回近代オリンピック大会の開会式の日にあたる4月6日を「開発と平和のためのスポーツの国際デー」に定めました。また日本政府は2014年から新たな国際貢献策「スポーツ・フォー・トゥモロー」を実施しています。
近[...]

「卓球のダブルスについて」ラポーム 2023年3月号 -東京の卓球スクール-

卓球のダブルスについて日本の卓球にとって悲願のオリンピック初の金メダルは2020東京オリンピックの水谷隼選手と伊藤美誠選手が組んだ混合ダブルスによって獲得されました。二人の美しいコンビネーションと技の冴えが時を超えていつまでも鮮やかに頭に蘇ってきます。
卓球のダブルスでは、競技者は必ず交互に打球します。片方の選手が何回でも続けて打てるテニスやバトミントンのダブルスと決定的に違う点です。