ラポームはITS三鷹卓球クラブ会員の皆様に毎月郵送しているITSの月報です。

執筆者[織部幸治]一覧

ラポーム 2021年7月

江口冨士枝さんが教えてくれたこと「城島充さんの『ピンポンさん』を何回も読み返しています。そのたびに当時を思い出しては泣いちゃいます。」江口冨士枝さんは、お話しする度に言っておられました。感激屋で“泣き虫ニャンコ”のニックネームとは、そういうことかと思いました。
1954年から1959年まで5回の世界卓球選手権大会に出場し、金6個、銀5個、銅5個、計16個のメダルを獲得。世界を代表する女子卓球[...]

ラポーム 2021年6月

スポーツの価値私にとって卓球というスポーツは、かけがえのないものです。
競技時代から今日に至るまで素晴らしい人々に出会い、素晴らしい時を過ごしてきました。
尊敬、敬意、友情、賞賛、激励、反省、向上、努力、集中、選択、幸福、満足、自信、工夫など数え上げればきりがないほど多くのことを卓球を通して学んできました。楽しいことばかりではありません。競技者は敗戦と失敗の連続です。不平や不満、落胆、[...]

ラポーム 2021年5月

4月に入り全国的に新型コロナウイルス感染の急拡大が続いています。
この第4波は、感染力が強く、10歳以下の若年層にも感染を広げているという変異種の感染割合が増していることも新たな脅威となっています。
東京都もウイルス感染者の数が数週間にわたり増え続け、全国の感染者数が5000人を超えるようになりました。
そのため日本政府は4月23日に東京都、大阪府、京都府、兵庫県に3度目の緊急事態宣[...]

ラポーム 2021年4月

三鷹から世界へ「遊澤亮 対 笠井智衆」小学校5年生からITS三鷹に通い続け、東海大菅生高校卓球部に所属しながらも学校の理解を得てITS三鷹チャンピオンチームの練習に週一回参加し、遊澤コーチの指導の下、着実に力をつけてきた笠井智衆君が、この春にいよいよ専修大学に進学します。
コロナ禍のため昨年のインターハイは中止になり、東京の代表として全国の強豪との腕試しができなかったことは本当に残念でした。

ラポーム 2021年3月

世界に一つだけの卓球台荻村伊智朗さんは1986年に「卓球・勉強・卓球」を、1993年に「スポーツが世界をつなぐ」という本を岩波ジュニア新書から出しておられます。どちらも荻村さんの自伝ともいえる、荻村さんのフットワークのように軽快な、そして大変読みやすい本です。
「卓球・勉強・卓球」は荻村さんが16才都立西高一年で卓球を始めたところから、1970年代のいわゆるピンポン外交までのことが書かれて[...]