2025世界卓球ドーハ大会 ラポーム2025年6月号 -東京の卓球スクール-

2025世界卓球ドーハ大会

 
 2025年世界選手権大会(個人戦)が5月17日から9日間にわたり、中東カタール国の首都ドーハで行われました。1939年カイロ大会、2004年ドーハ大会(団体戦)に続き、今回は中東おける3回目の世界選手権大会開催でした。
今大会の男子ダブルスにおいて戸上隼輔・篠塚大登組は、それぞれの強みを存分に発揮し見事なコンビネーションプレーで日本にとって64年ぶりとなる金メダルを獲得しました。
お互いがパートナーの強みを熟知し、それを引き出すという卓球のダブルスゲームが持つ独自の妙味に魅せられました。
私はこのチャンスを逃してはならないと思い、とっさに1961年中国で開催された初の世界卓球選手権大会において星野展弥選手と組んだ男子ダブルスに優勝された木村興治さんに64年ぶりの男子ダブルス優勝という快挙についての感想を伺いました。
「日本卓球は歴史的にもダブルスゲームを本当に大切にしてきた。研究・理解の深さは世界のトップと言っていい。戸上隼輔、篠塚大登の両選手とも非常に高いポテンシャルを持っている選手で、それが発揮された。張本智和選手にも大きな刺激になったと思う。また最近は日本女子卓球の強さに日本男子は押され気味だったが今回の優勝は若い男子選手たちに大きな刺激を与えたと思う。」
世界でダブルスの5個の金メダルを獲得した荻村伊智朗さんとダブルスは組んだことがないのですか?という私の質問に木村さんは「一度も組んだことがない。監督が決めることなので、なぜなのか理由はわからない。」とのことでした。
同時代の名手の三木圭一さんから「木村さんと組むダブルスは負ける気がしなかった」ということをかつてお聞きしたことを思い出しました。
当時の監督さんは「荻村と木村を組ませるなんてもったいない。荻村組と木村組に分ければその二組は必ず決勝まで上がる。」と考えられたと私は想像します。
今大会では女子シングルスで伊藤美誠選手が持ち前の速攻が冴え復活の銅メダル、女子ダブルスで若い張本美和・木原美悠組が見事銅メダル、ミックスダブルスでも吉村真晴・大藤沙月組が圧巻のプレーで銀メダルを獲得しました。
今回の大会も中国の強さは際立っていましたが、日本選手達も存分にその強さを証明したのではないかと感じています。
 ITS三鷹 代表 織部幸治

試合情報

下記大会にITS三鷹として出場いたします。
応援の程よろしくお願い申し上げます。

東京都卓球リーグ1部(2025年度前期)
日にち・・・6 / 28(土)
時間・・・9:00開場 / 9:30試合開始
会場・・・武蔵野市総合体育館
出場予定メンバー
・遊澤亮
・織部隆宏
・笠井智衆
・小野弥琴
・樋口孝彦

ペーパーレス化のお願い

会報ラポームはメールからもお受け取りいただけます。
ITS三鷹としてはペーパーレス化を推奨しておりますので、メール受け取りにご協力いただける方は以下のQRコードを読み取りの上、ご登録手続きをお願い申し上げます。
またはフロントまでご氏名・メールアドレスをご申告いただいても承れます。


プラチナタイム

月曜日・・・20:00~22:00(2台使用)
火曜日・・・20:00~22:00(2台使用)
木曜日・・・20:00~22:00(2台使用)
金曜日・・・18:30~22:30
土曜日・・・18:30~22:00
日曜日・・・14:30~17:00
参加費は1,100円(税込)です。
定員は設けておりませんので、ご予約は不要です。


今月の休館日

なし

投稿を共有