同じ「ナックルプッシュ」なのに打ち方が真逆?一流選手でも感覚が違う決定的な理由【トップおとめピンポンズ名古屋】

同じ「ナックルプッシュ」なのに打ち方が真逆?一流選手でも感覚が違う決定的な理由【トップおとめピンポンズ名古屋】


前回の動画では、遊澤亮コーチと南波侑里香選手が、それぞれのナックルプッシュを実演しました。

その中で興味深かったのが、同じナックルプッシュでも2人の感覚表現が異なっていたことです。

遊澤コーチは「打球後にラケットを引くような感覚」、一方の南波選手は「前に押し込むような感覚」。

なぜ同じ技術なのに、トップ選手同士でこれほど感覚が違うのでしょうか。

今回は、その理由を織部コーチが実演を交えながら解説します。



※動画視聴はこちらから

2人のナックルプッシュは何が違う?

遊澤コーチは、ナックルプッシュを打つ際に「当たった後に少し引く」ような感覚を持っています。

一方、南波選手は「当たった後に前へ押し込む」ような感覚。

同じナックルプッシュでも、2人の感覚表現には大きな違いがあります。

感覚が違う理由は「用具」にある


この違いを理解するポイントの一つが、使用している表ソフトの特性です。

遊澤コーチが使用するバグラーは、速いナックルが出やすく、ボールが直線的に飛びやすいラバー。

一方、南波選手が使用するモリストSPは回転をかけやすく、上回転によってボールが落ちる軌道を作りやすい特徴があります。

遊澤コーチが「引く」理由


ナックルが出やすいラバーでそのまま強く押し込むと、ボールが直線的に飛びすぎてしまいます。

そのため遊澤コーチは、打球後に少し引くような感覚を持つことで、ボールが飛びすぎないように調整しています。

南波選手が「押し込む」理由


回転のかかりやすい表ソフトでは、同じように引いてしまうとナックルらしいボールが出にくくなります。

そこで南波選手は、ボールを長く捉えながら前へ押し込むことで、ナックル感のあるボールを作っています。

それでも「長く持つ」感覚は共通


打球後の感覚は異なる2人ですが、「ボールを長く持つ」という感覚は共通しています。

長く持とうとすると、打球前後でラケット面を大きく変えず、安定した状態で使うことにつながります。

直線的な軌道になりやすいナックルを安定してコントロールするために、この感覚が重要になります。

同じ技術でも「感覚」は違っていい


同じナックルプッシュでも、用具の特性によって必要な動作は変わります。

ナックルが出やすい用具では「飛びすぎないように抑える」。

回転がかかりやすい用具では「ナックルを出すために押し込む」。

トップ選手同士で感覚表現が違っていた背景には、それぞれが使用する用具の違いがありました。

まとめ

今回は、遊澤亮コーチと南波侑香選手のナックルプッシュの感覚がなぜ違うのかを解説しました。

ポイントは、

  • 遊澤コーチは「引く」感覚
  • 南波選手は「押し込む」感覚
  • 違いが生まれる理由の一つが表ソフトの特性
  • 「長く持つ」感覚は2人に共通している

という点です。

同じ技術でも、使用する用具によって適した感覚や打ち方は変わります。

動画では2種類の表ソフトを使った実演も交えながら詳しく解説していますので、ぜひ実際のボールの違いにも注目してご覧ください。





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